令和4年度の敬老会が9月12、14、15、16、20日に行われました。
昨年に引き続き、職員によるオリジナル寸劇をご利用者様にご覧いただきました。 未だ多発する特殊詐欺に焦点をあて「特殊詐欺にあわないために」を15日にかぎっては伊東警察の生活安全課の警察官も警察官役で協力してくださいました。
【開会の言葉】 城ヶ崎デイサービスセンターの敬老会を始めさせていただきます。こうして元気に敬老の日を迎えられた皆様に心よりお祝いを申し上げます。本日の敬老会では常日頃から城ヶ崎デイサービスセンターを支えてくださっている皆様への感謝とこれからの末永く健康でいてくださるためのお願い、皆様の長寿のお祝いを申し上げる会でございます。皆様に楽しんでいただくために昨年からちょっとした劇を用意させていただいております。今回は多発する『特殊 詐欺にあわないために』を劇にしてみました。どうぞ、ごゆっくりご覧ください。
【寸劇のあらすじ】隣の家で詐欺被害があり、「お袋も気を付けろよ」と息子のケン坊がお袋に注意を促すも、「私は大丈夫だ」と一蹴する。しばらくして市役所の職員だという詐欺師の城ケ崎が「給付金が支給されます」という告知にケン坊宅に訪問する。お袋さんはまんまとキャッシュカードをわたしてしまう。 城ケ崎は預かったキャッシュカードで銀行ATMへ。お袋から聞き出した暗証番号はどうも違うようで、もう1度ケン坊宅に向かうも息子と鉢合わせとなり、黒帯のケン坊に背負い投げで気を失う。警察に通報し、詐欺師の城ケ崎は逮捕される。警察官に「他人にキャッシュカードを渡してはいけません」とこっぴどく怒られるお袋さん。
寸劇の後、伊東警察署生活安全課の方からの講話です。
さまざまな特殊詐欺
・オレオレ詐欺
・架空料金請求詐欺
・還付金詐欺
・預貯金詐欺やキャッシュカード詐欺盗
・マイナンバーカードの発行にはお金がかかる
・パチンコや宝くじの必勝法を教えるから手数料を払え
・「無担保、低金利、保証人不要で融資可能とハガキなどを送り、
理由をつけてお金をだまし取る
・日本年金機構の職員のフリをして、家族構成や預金残高などの
個人情報 を聞き出そうとする等
今はたくみな詐欺が多発中。特に静岡県民は人がいいのかすぐ騙されるようだ。 都道府県「詐欺事件発生率」は東京に次いで「静岡県」は2位という汚名をいただいてしまった。
まだまだたくさんの詐欺が横行している。根絶するには難しいのかもしれませんが、変な電話には応対しない!他人に個人情報を言わない!落ち着いて判断していかなければなりません。
寸劇、講話の後は、お茶会です。 今回は伊豆一の蔵の蔵宝珠をひとつずつご用意させていただきました。
事前にご利用者様全員に手形を取っていただき、一言添えての色紙をプレゼントさせていただきました。来年の敬老会もこうご期待!