今年の敬老会は、9月13日~17日に行われました。
今回は趣向を変えて、城ヶ崎デイサービスセンターオリジナルの『金色夜叉』の寸劇を職員で披露させていただきました。
敬老会スタートです。まずは、貫一とお宮の後ろ姿から「城デイ 金色夜叉」が始まります。
東大生の貫一とスズランのように可憐なお宮は婚約をしていましたが富山という大富豪に見染られ、貫一を裏切ります。
居ても立っても居られない貫一は新幹線でお宮のいる熱海に向かいます。
それでもお宮の心は変わらず、貫一は嘆き、かの有名なセリフを言うのです。 「一生を通して、一月十七日は僕の涙で必ず月を曇らして見せる。月が曇ったらば、貫一は何処かでお前を恨んで今夜のように泣いていると思ってくれ」とお宮を蹴り飛ばしてしまうのです。 カツラや着物が脱げても、演技をする役者たち。
カーテンコールはなぜか♪カステラ一番電話は二番、三時のおやつは…タラタララ~♪ で幕が閉まりました。
ご利用者の皆様も楽しんでいただけたようでした。
その後はお茶会でコーヒーか紅茶、緑茶のお好きなお飲み物とプチ和菓子の盛り合わせを召し上がっていただき、記念カードをお渡しいたしました。
短い準備期間で衣装も記念カードもすべて職員が手作りしました。すべてのご利用者様の顔を思い出しながら制作しました。
ご利用者様から、「楽しかったよ。また、やってね。」「一生分笑った」などのお声も聞かれました。
ご利用者の皆さん、ありがとうございました!