令和4年10月19日(水)に、伊東警察署の生活安全課から2名の警察官の方が「振り込め詐欺 抵抗力強化映像集」のDVDを持参され、特殊詐欺についてのお話をお聞きしました。
最近では、宇佐美の3,000万、八幡野の100万以上の振り込め詐欺被害が身近に起きていることを警告、啓発にお越しくださいました。DVDでは子を思う親心をもてあそぶ、詐欺師たちの悪事をリアルに表現したショートストーリーになっており、ご利用者のみなさんは真剣に見入っていました。
補足として、最近の特殊詐欺は、卒業アルバムから住所や名前を取得し、昔の卒業アルバムは住所、名前等の個人情報が掲載されているため、息子や娘の名前や友人の名前、部活動まで分かってしまうこと。
詐欺師はあらゆる方法で卒業アルバムを手に入れるので「お袋、俺。最近、友達のタクヤから連絡あった?」など詐欺師のセリフも具体的になってきている。
また、キャッシュカード詐欺は市役所の職員を名乗り「還付金があるが調べたところ、お宅の口座番号が振り込め詐欺の口座になっているので至急利用中止しないと捕まります」と、自宅に行き、目の前でキャッシュカードを封筒に入れ、封印するからと印鑑をもって来させる隙に、あらかじめ用意してきた偽カード入り封筒とすり替える、といった手口もあるようです。
警察官2名で被害者役、詐欺師役で鬼気迫る演技を披露してくださいました。日頃、家族と十分話し合いをし、合言葉などを決めておいた方がいいですね。